WordPressを使用できるレンタルサーバーはいくつかありますが、ここでは、10日間の無料お試し利用が可能なエックスサーバーを例に、お試し利用を申し込んでから、試用可能になったサーバーにWordPressをインストールするまでの手順を紹介します。
エックスサーバーで無料お試し利用を申し込む
まずは、こちらからエックスサーバーのWebサイトにアクセスして「お申し込み」をクリックします。


エックスサーバー無料お試し利用の申し込み
「1.お申し込み」の「お申し込みフォーム」をクリックします。

申し込みフォームへ移動
初めてエックスサーバーを利用する方は「新規お申し込み」をクリックします(すでにエックスサーバーと契約済みの場合は「ログイン」をクリック)。

エックスサーバーの新規申し込み
利用規約、個人情報の取扱いについてを読み、「同意する」をクリックします。

利用規約・個人情報の取扱いに同意する
エックスサーバーお申し込みフォームで、「新規サーバーのお申し込み」をクリックします。

新規サーバーのお申し込み
使用したいサーバーIDを入力(1)して「検索」ボタン(2)をクリックします。そのIDが使用可能な場合は「お申し込み」ボタン(3)が表示されるので、この「お申し込み」ボタン(3)をクリックします。

使用したいサーバーIDの入力
入力したサーバーIDが他のユーザーが使用中の場合などは、そのIDが使用できないというメッセージが表示されるので、別のサーバーIDを入力して「検索」ボタンをクリックしましょう。
独自ドメインを使わない場合、このサーバーID(1)がWordPressのアドレスの一部になります(例:http://abiko.xsrv.jp)。公開するサイトとして恥ずかしいIDは使わないように注意してください。
お申し込みフォームに必要事項を入力します。赤い項目は必須です。

申し込みフォームに入力
最後まで入力し、プランを選択して「お申し込み内容の確認」をクリックします。

申し込み内容の確認
ディスク容量の違いなどで3つのプラン(X10、X20、X30)が用意されていますが、月額料金が最も安いX10プランでもWordPressを使用することはできます。途中でプラン変更もできるので、よくわからなければX10プランで大丈夫です。
▼エックスサーバーのプラン別機能一覧
http://www.xserver.ne.jp/functions/
申し込み内容を確認して「お申し込みをする」(1)をクリックします。

申し込み内容の確認
申し込み完了画面が表示されます。

サーバー申し込みの完了
しばらくするとサーバーアカウント設定完了のメールが届きます。届かない場合はメールアドレスの入力ミスなどが考えられます。また、迷惑メールフォルダに振り分けられていないか確認しましょう。

サーバーアカウント設定完了メール
WordPressのインストール
設定完了メールの「▼サーバーアカウント情報」から、「サーバーパネル」のURLをクリックします。

エックスサーバーのサーバーパネルに移動
※「▼サーバーアカウント情報」の上に書かれた「インフォパネル」からもサーバーパネルに移動できます。
メールに記載されたサーバーIDとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。

サーバーパネルにログイン
開いたサーバーパネルの「HOMEPAGE」から「自動インストール」をクリックします。

「自動インストール」をクリック
開いた自動インストール画面で、「プログラムのインストール」をクリックします。

「プログラムのインストール」をクリック
表示されたインストール可能なプログラム一覧から、画面を下にスクロールしてWordPress 日本語版の「インストール設定」をクリックします。

WordPressの「インストール設定」をクリック
作成するWordPressの情報を入力していきます。

作成するWordPressサイト情報の入力
インストールURLは、WordPressサイトのURL(アドレス)です。デフォルトでは「http://サーバーID.xsrv.jp」(例:http://abiko.xsrv.jp)のようになります。
テキストボックス(1)は必須入力ではありませんが、インストール先のフォルダ名を入力することができます。
たとえば、「blog」と入力すると、「http://サーバーID.xsrv.jp/blog」(例:http://abiko.xsrv.jp/blog)がWordPressサイトのアドレスになります。つまり、1つの契約で複数のWordPressサイトを作成したい場合などは、このテキストボックスに今回インストールするWordPressのインストール先フォルダ名を入力します。
始めてのWordPressサイトの作成で、複数サイトを作成する予定がない場合はテキストボックスには何も入力する必要はありません。何も入力しなかった場合は前述のように「http://サーバーID.xsrv.jp」(例:http://abiko.xsrv.jp)がWordPressサイトのURL(アドレス)になります。
ブログ名 は作成するWordPressサイトの名前です。後で変更できるので気楽に入力して構いません。
ユーザ名とパスワードは、WordPressの管理者として登録するユーザーの名前とパスワードです。エックスサーバーを契約したときのサーバーIDやパスワードとは違います。自分で新たに決める必要があります。混同しないように注意してください。
後で変更するのは面倒なので、ここで確定させるつもりで入力してください。任意のユーザー名と、できるだけ推測しづらいパスワードを入力してください。
メールアドレスは、WordPress管理者のメールアドレスです。WordPressで作成した問い合わせフォームなどからメールを受け取るためのメールアドレスを入力します。
データベースは、「自動でデータベースを生成する」で構いません。データベースに詳しい方は、「作成済みのデータベースを利用する」を選択することもできます。
すべて入力後、「インストール(確認)」をクリックします。
「インストール(確認)」をクリックすると、入力した内容が確認用に表示されます。

インストール内容の確認
上記のステップで「自動でデータベースを生成する」を選択した場合は、MySQLデータベース名、ユーザー名、パスワードという項目が表示されますが、特に意識しなくても大丈夫です。
ただし、最後の方に表示されたユーザ名とパスワード(1)は忘れないように注意してください(確認メールは届きません)。WordPressの管理画面にログインするために必要です。
最後に、「インストールを行うと、インストール先ディレクトリ内の「index.html」が削除されます。ご注意ください。」という警告メッセージが表示されますが、初めてエックスサーバーと契約して初めてWordPressをインストールする方は、特別に意識する必要はありません。
すでにエックスサーバーでホームページを作成済みだった方は、フォルダ内にあるindex.htmlが削除されるので注意してください、という意味です。
内容の確認後、「インストール(確定)」をクリックします。
WordPressのインストールが完了すると、完了画面が表示されます。記載された管理画面のリンク(1)をクリックして、作業を始めることができます。その際、ログインするために自分で決めた管理者のユーザー名とパスワード(2)が必要になります。

WordPress管理画面のURLとログイン情報
MySQLに関する情報(3)(データベース名、ユーザー名、接続パスワード)は、すぐに必要になることはないので無視しても大丈夫です。1つ、または数個程度しかWordPressをインストールしない予定の方は、メモしなくても大問題になることはありません。
インストールされたWordPressの確認
上記のインストール完了画面に記載されたURL(例:http://abiko.xsrv.jp/wp-admin/)をクリックすると、ログイン画面が表示されるので、同じく上記の画面に記載されたユーザー名とパスワードを入力してWordPressの管理画面(ダッシュボード)にログインします。
次のように「ダッシュボード」や「WordPressにようこそ!」が表示されていれば、インストールがうまくいっているということです。

WordPressの管理画面(ダッシュボード)
これでエックスサーバーのお試し利用の申し込みからWordPressのインストールまでが完了です。
あとは、WordPressによるホームページ作成講座を受講するなどして、ホームページ作成を進めていきましょう!
管理画面のアドレスは、エックスサーバー以外のレンタルサーバーでも仕組みは同じで、
http://WordPressアドレス/wp-admin/
のようなアドレスになります。
つまり、
http://abiko.xsrv.jp/
にWordPressをインストールした場合は、末尾に「wp-admin」を付けた
http://abiko.xsrv.jp/wp-admin/
がWordPressの管理画面(ダッシュボード)のアドレスになります。
ダッシュボードをブラウザのブックマークに登録しておくと便利です。
インストール済みのWordPressは、サーバーパネルの「自動インストール」に一覧表示されます。こちらから削除も行うことができます。

インストール済みWordPressの一覧
サイトの初期状態の確認
ダッシュボードの左上にあるWordPressアイコンの隣に表示されたサイト名にマウスオーバーすると、「サイトを表示」というメニューが表示されます。

「サイトを表示」メニュー
「サイトを表示」をクリックすると、WordPressインストール直後のサイトが表示されます。

インストール直後に表示される「Hello world!」
WordPressのインストール直後は上記のようなあっさりしたサイトですが、2時間くらい作業すれば、次のようなサイトのたたき台へと作り替えることができます。
詳しくは、WordPressによるホームページ作成講座で説明します。
サーバー料金支払手続き
エックスサーバーは10日間無料でお試し利用できますが、無料お試し期間が終了した後も使い続けるには、料金の支払が必要です。以下、料金支払い手続きの方法を紹介します。
エックスサーバーのインフォパネルから、「料金のお支払い」メニューを選択します。

インフォパネルから「料金のお支払い」をクリック
※インフォパネルのアドレスは、お試し契約時にメールで届いた「Xserver サーバアカウント設定完了のお知らせ (試用期間)」の「▼ユーザーアカウント情報」に記載されています。

メールに記載されたインフォパネルのアドレス
「料金のお支払い」メニューで、料金を支払う契約をチェック(1)して、「お支払い方法を選択する」(2)をクリックします。

料金を支払う契約を選択
銀行振込・クレジットカード・コンビニ・ペイジーなどの支払方法を決めて、「決済画面へ進む」をクリックします。ここからはクレジットカード支払いの例で説明を進めます。

クレジットカード決済画面へ進む
支払う料金を確認し、クレジットカードの情報を入力して、「カードでのお支払い(確認)」をクリックします。

料金の確認とクレジットカード情報の入力
クレジットカード情報を確認して、「カードでのお支払い(確定)」をクリックすると、料金の支払いが完了します。

クレジットカード情報の確認
料金の支払い完了画面が表示されます。

サーバー料金の支払完了
支払いの完了後、インフォパネルの「料金のお支払い」に戻ると、料金を支払った契約の「契約」が「試用」から「通常」に変更(1)され、支払った料金に応じて利用期限(2)も変更されます。

「試用」が解除される
支払いが完了すると、「Xserver ご利用料金お支払確認のお知らせ」というメールが届きます。

Xserver ご利用料金お支払確認のお知らせ
あとは、同じように利用期限までに次回の料金を支払います。「カード自動引き落とし設定」によって料金の自動引き落としを設定することもできます。
以上、エックスサーバーで10日間のお試し契約に申し込んでからWordPressをインストールする方法、継続使用のために料金を支払う方法を簡単にまとめました。エックスサーバーでWordPressを始めるときの参考にしてください。
- WordPressの使い方(ページやメニューの作り方を教えてほしい)
- カスタマイズ(機能の追加やデザイン調整をお願いしたい)
- トラブル対応(画面真っ白・「ログインできない」を解決したい)

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