「重大なエラーを引き起こしたため、プラグインを有効化できませんでした」の対処法

WordPress個別サポート

「重大なエラーを引き起こしたため、プラグインを有効化できませんでした」と表示されてプラグインを有効化できないことがあります。

「重大なエラーを引き起こしたため、プラグインを有効化できませんでした」
「重大なエラーを引き起こしたため、プラグインを有効化できませんでした」

プラグインに問題があることは言うまでもありませんが、今インストールしたいプラグインに問題があるとは限りません。場合によってはインストール済みのプラグインに問題があるのかもしれません。難しそうなエラーメッセージが表示されますが焦らずに見極めるようにしましょう。

「重大なエラーを引き起こしたため、プラグインを有効化できませんでした」の対処法

解決のカギはエラーメッセージに記されたフォルダ名です。

主に、原因になっているプラグインやテーマのフォルダ名がわかります。

  • wp-content/plugins/プラグイン名 --- 原因のプラグイン名がわかる
  • wp-content/themes/テーマ名 --- 原因のテーマ名がわかる

たとえば、次のようなエラーメッセージが表示されたとします。

Fatal error: Cannot redeclare vkblocks_deactivate_plugin() (previously declared in C:/xampp/htdocs/wp-content/plugins/vk-blocks/vk-blocks.php:35) in C:/xampp/htdocs/wp-content/plugins/vk-blocks-pro/vk-blocks.php on line 35

エラーメッセージをざっくりと訳すと「VK Blocks Proプラグインで使おうとしたvkblocks_deactivate_pluginという命令は既にVK Blocksプラグインで使われているので使えません」という意味ですが、無理にエラーメッセージの解釈を頑張る必要はありません。

それよりも、原因となっているプラグインを確認してください。この例では「wp-content/plugins/vk-blocks」というフォルダ、つまり、VK Blocksプラグインが原因になっていることを示しています。

単純な原因であれば、そのプラグインを停止すれば「プラグインを有効化できませんでした」の問題が解決する場合があります。

なぜプラグインを停止するだけで問題が解決するのか。無料版と有料版を同時に動かそうとした、のような原因が考えられます。

無料版と有料版があるようなプラグインの場合、多くの機能は共通です。ところがPHPのルールとして同じ名前の機能は使えません。そのため、無料版を動作させている環境で有料版を有効化しようとしたタイミングでエラーが発生する場合があります。

もちろん、さまざまな逃げ技があるのですべての無料版/有料版でエラーが起きるわけではありませんが、「重大なエラーを引き起こしたため、プラグインを有効化できませんでした」が起きたら疑ってみてください。

それでも解決しない場合はWordPress個別サポートにご相談ください。

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