WP Mail SMTPでGmail経由のメールが「SMTP Error: Could not authenticate」で送信できないとき
WP Mail SMTPプラグインを使うとGmailなどのメールサーバーを使ってWordPressからメールを送信できます。ローカル環境では便利なプラグインですが、「SMTP Error: Could not authenticate.」のようなエラーでメールを送信できない場合があります。以下、対策を紹介します。
メール送信できない原因はGoogleのアカウント設定かも
Googleのアカウント設定が原因で、メールが送信できない場合があります。Googleのアカウント設定画面を開いて確認しましょう。
![Googleのアカウント設定画面を開く](http://www.nishi2002.com/wp-content/uploads/2016/11/2016-11-11-10-52-16.jpg)
「ログインとセキュリティ」をクリックします。
![「ログインとセキュリティ」をクリック](http://www.nishi2002.com/wp-content/uploads/2016/11/2016-11-11-10-53-59.jpg)
画面下の「安全性の低いアプリの許可」が無効になっていると「SMTP Error: Could not authenticate」のようなエラーでメールが送信できないので、クリックして有効にします。
![「安全性の低いアプリの許可」を有効にする](http://www.nishi2002.com/wp-content/uploads/2016/11/2016-11-11-10-57-16.jpg)
「安全性の低いアプリの許可」が有効になります。
![「安全性の低いアプリの許可」が有効になる](http://www.nishi2002.com/wp-content/uploads/2016/11/2016-11-11-11-00-11.jpg)
これで、Gmail経由でメール送信できるようになります。
WP Mail SMTPプラグインの設定例
WP Mail SMTPプラグインを使ってGmailのSMTP経由でメール送信するときの設定例は次のようになります。
![WP Mail SMTPの設定例(Gmail経由でメール送信)](http://www.nishi2002.com/wp-content/uploads/2016/11/c64272935c6f663fecb4647a58ee8ec0.png)
Gmail経由でメール送信するときの設定
- From Email --- 送信元のメールアドレスを入力
- From Name --- 送信者名を入力
- メーラー --- 「WordPressの全てのメールをSMTP経由で送信する。」を選択
- SMTP Host --- 「smtp.gmail.com」と入力
- SMTP Port --- 「465」と入力
- Encryption --- 「SSLを使用する。」を選択
- Authentication --- 「はい: SMTP認証を使用します。」を選択
- Username --- Gmailのメールアドレスを入力
- Password --- メールアドレスのパスワードを入力
GmailのSMTP経由でメール送信するときの参考にしてください。