WordPress講座(個別相談)

「WordPressってホームページ作成は簡単ですけど、記事を書くのが意外と大変ですよね」

WordPress講座の生徒さんからよく聞きます。

確かに、WordPressを使うと簡単にホームページを作成できますが、記事を書くのが簡単になるわけではありません。慣れない方には500文字や800文字の記事を書くのは面倒に思えるでしょうし、そもそもブログ記事のネタが毎日ポンポンと浮かんでくる人も少ないでしょう。

そこでこの記事では、「記事の書き方がわからない」「やる気はあるけど書くネタがなくて困っている」という方のために、いくつかのステップに従って記事をまとめていく方法を紹介します。

記事の執筆に慣れていない方のために作業を単純化しているので、「学問的に間違っている!」のような真面目な突っ込みは不要です。記事が書けずに困っている方の参考になればと思います。

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ステップ1:好きな言葉を1つイメージする

早速ですが、ブログのネタを見つけるため、好きな言葉を1つイメージしてください。

書きたい記事に関する言葉が理想ですが、練習なので何でも構いません。

たとえば、ダイエット、時計、ワードプレス、梅雨、カレンダー、税理士、コーヒー、生け花など、ブログ記事を書くつもりがなくても構いません。強いて言えば自分の得意分野だったり宣伝したい商品やサービスに関する「一般的な名詞」がベストです。

ここでは「コーヒー」を思い浮かべたとします。

ステップ2:その言葉からブログのネタの候補を見つける

思い浮かべたキーワードから、どのような記事を書けば良いかGoogle先生に聞いてみましょう。

それには、思い浮かべたキーワードをGoogleの検索キーワードに入力して空白を入れてみます。すると、ご存じのように組み合わせるキーワードの候補が表示されます。

キーワードの組み合わせ候補が表示される

キーワードの組み合わせ候補が表示される

これは検索数の多いキーワードの組み合わせですが、ブログのネタを探している人にとってはGoogle先生からの「こんなキーワードで記事を書いてみたらどうでしょうか」という提案(Googleサジェスト)だとも言えます。

検索が多い組み合わせなので、うまくいけばアクセスアップも期待できるというわけです。この「提案」を参考にしない手はないでしょう。

上記のキーワードの組み合わせから、ピンとくるものをネタの候補とします。ピンとくるというのは、キーワードに関する問題点(困りごと)や解決策(提案)が浮かぶかどうかですが、特に根拠もなく「これで書いてみようか」でも構いません。

ここでは「コーヒー 飲み過ぎ」をピックアップしたとします。

ステップ3:キーワードを元に問題点や解決策を箇条書きする

選んだキーワードからイメージできることをドンドン箇条書きしていきましょう。体裁にとらわれる必要はありません。誰かに見せるわけではないので、次のように自由に勝手にドンドン書いていきましょう。

  • コーヒーを飲み過ぎると胃が痛くなる
  • それはカフェインが多いから?
  • カフェインが少なければ大丈夫?
  • カフェインレスコーヒーってあったかも
  • または牛乳でも入れてみれば良いかも?
  • 牛乳はいろいろ健康的で良い
  • たまにはコーヒー以外の飲み物があれば
  • 色が黒くてコーヒーっぽいお茶なんてある?
  • そういえばハブ茶って黒くてコーヒーっぽいかも

私はコーヒーの専門家ではないのでこのレベルですが、自分の得意分野であれば、さらに突っ込んだ箇条書きができるでしょう。

箇条書きができなければ諦めて他のキーワードの組み合わせで箇条書きにチャレンジしてみてください。「どうしてもこの組み合わせで書いてください」と指示されているわけではないので、早く見切りをつけることが重要です。

箇条書きしながら、記事の出発点になる問題点(困りごと)や着地点になる解決策(提案)のようなものがリストアップできれば理想的です。

問題点や解決策というと堅苦しく感じますが、「これで困っている」「こんなものがあれば助かる」を列挙するだけで大丈夫です。

たとえば、「コーヒー」から

  • 飲み過ぎると胃が痛くなる
  • 夜眠れなくなる
  • 最近の店はメニューが難しくて入りづらい
  • コーヒーをいれるときに手が汚れる
  • 缶コーヒーの砂糖はどうにかならないのか
  • 夏に自販機でホットコーヒーが売ってなくて困る

のような困りごとが浮かびます。

大問題である必要はありません。小さくて身近な問題ほど、読者の共感を得やすく、先に読み進めてもらえるメリットもあります。

箇条書きから記事の骨格になる問題点と解決策をピックアップしてみましょう。

【問題点】コーヒーを飲み過ぎると胃が痛くなる
【解決策】カフェインレスコーヒーがおすすめ

【問題点】コーヒーを飲み過ぎると胃が痛くなる
【解決策】コーヒーに似た雰囲気の「ハブ茶」はいかが?

問題点しか見つからなかった場合は、文献などを参考に解決策をリサーチしてみましょう。本格的なブログ記事に仕上がるかもしれません。

解決策しか見つからなかった場合は、その解決策がなかったときのデメリットを考えて問題点を逆算してみてください。

問題点も解決策も浮かばないときは「ステップ1:好きな言葉を1つイメージする」からやり直せば大丈夫です。

ステップ4:箇条書きを「4つのブロック」に当てはめる

問題点(困りごと)と解決策(提案)が見つかったら、記事としてまとめるために4つのブロック(問題点・体験談・解決策・メリット)に構成してみましょう。

【問題点】こんなことで困っていませんか?
【体験談】私も困っていたんですよ。
【解決策】そんな方に、コレをおすすめします!
【メリット】これを使うと、こんなメリットがありますよ。私も助かりました。

問題点に対する解決策をスムーズに提案する流れにまとめようというわけです。体験談は必須ではありませんが、「私も困っていたんですよ」のような実体験があれば読者に共感してもらい、続きを読んでもらいやすくなる効果があります。

ブログ記事に限りませんが、あるページを開いたときに下にスクロールして続きを読む人は2割~3割程度だと言われています。パッと開いた画面でユーザーの共感を得ることが、最後まで読んでもらえるコツです。

少し話がそれますが、記事のまとめに自社の商品やサービスの紹介、購入ページへのリンクを貼っておけばクリックしてもらえるかもしれません。記事を読み終わった人は「出口を探す」という心理が働くので記事下のリンクはクリック率が高くなる傾向にあるからです。

すべてのページで「問題点・体験談・解決策・メリット」のフォーマットに従う必要もなく、場合によっては「問題点 → 解決策」のシンプルな記事でも大丈夫でしょうし、何らかの手順を紹介する記事であれば解決策だけの場合もあります。

体験談がなければ一般的な事例や問題点から起きる大きな問題やデメリットなどを書いてもよいでしょう。

「コーヒーの飲み過ぎ」の例をフォーマットに当てはめてみます。

【問題点】コーヒーを飲み過ぎると胃が痛くなる
【体験談】胃が痛いので病院に行ったら「コーヒーの飲み過ぎ!」と言われた
【解決策】カフェインレスコーヒーがおすすめ
【メリット】カフェインが入ってないので胃が楽、コーヒーの健康効果はそのまま

みなさんも、箇条書きを元に流れを考えてみてください。記事の骨格のようなものが見えてきます。

ステップ5:それぞれのブロックを文章にまとめる

あとは、それぞれのブロックを文章にまとめていけば大丈夫です。

といっても、必要以上に文字数を意識する必要はありません。箇条書きをまとめた段階で100文字程度になっているでしょうから、文章が苦手な方は体裁を整える程度の気持ちで大丈夫です。

それぞれのブロックを100文字程度にふくらませれば400文字程度になります。いきなり「400文字の記事を書くぞ!」だと大変ですが、4つのブロックをそれぞれ100文字程度にまとめると思えば、Twitterに4件ツイートするくらいの作業量です。

文章が苦手な方は、箇条書きした内容の前後に「導入部」と「まとめ」を追加するスタイルを意識すれば、自然と文字数を確保でき、文章の流れもスムーズになります。

たとえば、
『病院に行ったら「コーヒーの飲み過ぎ!」と言われた』は30文字くらいですが、次のように「導入部」と「まとめ」を追加してみます。

【導入部】私もよく胃が痛くなることがあるんですよ。
【箇条書きした内容】先日も急に胃が痛くなったので病院に行ったら、「コーヒーの飲み過ぎ!」と言われました。
【まとめ】まさかとは思いましたが、カフェインがよくない体質みたいです。みなさんも気をつけてください。

これだけで100文字以上にまとまります。

このようにベースとなる箇条書きに肉付けして体裁を整えるだけでも十分に記事らしく仕上がっていきます。記事の執筆に慣れていない方は、無理に文章をひねり出したり、頑張って長い文章を書こうとせずに、箇条書きを少しずつふくらませていくイメージで文章を構成していきましょう。

少しだけ注意点を挙げれば、

  • 文章は短く
  • 空白行を入れる

に気をつけた方が良いです。

この点は原稿用紙の作法や一般的な「作文の書き方」のようなマニュアルでは邪道とされるかもしれませんが、PCやスマホで読んでもらう文章は紙媒体と考え方が違います。

文庫本のようにギッシリと文字がつまったブログ記事は読む気にならないでしょう。PCやスマホを凝視することになるブログ記事では少し過剰なくらいに行を開けた方が読みやすくなります。

能書きはこれくらいにして、箇条書きを文章にまとめてみましょう。

各ブロックを文章にまとめたイメージ

各ブロックを文章にまとめたイメージ

これで700文字くらいです。本格的な記事には足りないかもしれませんが、日常的なブログ記事には十分な分量ではないでしょうか。

最初から700文字の記事を目指すとやる気が失せますがステップに従って書いていけば、なんとなく書けそうな気がしてきませんか?

思い起こせば、取っかかりは好きな言葉を1つ思い浮かべただけです。とても記事に仕上がるように思えなかったかもしれませんが、次のようなステップを経由すればある程度のボリュームの記事にまとめることができます。

ステップ1:好きな言葉を1つイメージする

「コーヒー」について書いてみようとイメージ

ステップ2:その言葉からブログのネタの候補を見つける

「コーヒー 飲み過ぎ」の組み合わせがピンときた

ステップ3:キーワードを元に問題点や解決策を箇条書き
  • コーヒーを飲み過ぎると胃が痛くなる
  • それはカフェインが多いから?
  • カフェインが少なければ大丈夫?
  • カフェインレスコーヒーってあったかも
  • または牛乳でも入れてみれば良いかも?
  • 牛乳はいろいろ健康的で良い
  • たまにはコーヒー以外の飲み物があれば
  • 色が黒くてコーヒーっぽいお茶なんてある?
  • そういえばハブ茶って黒くてコーヒーっぽいかも
ステップ4:箇条書きを「4つのブロック」に当てはめる

【問題点】コーヒーを飲み過ぎると胃が痛くなる
【体験談】胃が痛いので病院に行ったら「コーヒーの飲み過ぎ!」と言われた
【解決策】カフェインレスコーヒーがおすすめ
【メリット】カフェインが入ってないので胃が楽、コーヒーの健康効果はそのまま

ステップ5:それぞれのブロックを文章にまとめる
各ブロックを文章にまとめたイメージ

各ブロックを文章にまとめたイメージ

どうでしょうか。これだけのステップで、ネタを探している状態からブログ記事を書くことができました。

ステップ6:SEOも意識しながら本文をレイアウトする

文章ができたら、レイアウトを調整して読みやすい記事に仕上げましょう。具体的には記事の本文に次のようなパーツを入れることをおすすめします。

  • 見出し(h2、h3…)
  • 画像(本文を説明するものやイメージ画像)
  • 箇条書き(リストアップできる項目をまとめる)
  • リンク(サイト内外のページに)
箇条書きはビジュアルエディタの「箇条書き」ボタンなどを使いましょう。行の先頭に「・」を入力した「箇条書き風」のリストは見た目には問題ありませんが、検索エンジンは箇条書きだと見なしてくれません。

前述のサンプル記事は次のようにレイアウトできます。サンプル記事なので完成度は高くありませんが。

レイアウト後のブログ記事(見出し・画像・箇条書きを追加)

レイアウト後のブログ記事(見出し・画像・箇条書きを追加)

見出し、画像、箇条書き、リンクを追加することで文章が読みやすくなるだけでなくSEO対策としても機能します。

結局は、ユーザーが読みやすいブログ記事を作ることがSEO対策にもなるということです。SEOに役立つだけでなくページの表示時間も長くなり、結果として問い合わせや成約の増加にもつながります。

ステップ7:【重要】記事のタイトルを付ける

記事のレイアウトができれば完成ですが、何か忘れていませんか?そう、記事のタイトルを考えていませんね。タイトル決めは非常に重要です。最後に残したのはそのためです。

書き始めたときに適当に付けたタイトルそのままで記事を公開するのは、ここまでの努力が水の泡になるほど、もったいない行為です。

結果として最初につけたタイトルのまま公開することもあるでしょうが、記事のレイアウトが終わった段階で、もう一度じっくり検討した方が良いです。

特に次の点を意識しましょう。

  1. タイトルに検索キーワードが入っているか
  2. クリックしたくなるタイトルになっているか
  3. ある程度、内容が想像できるタイトルになっているか

いずれも簡単ではないので、あくまで努力目標です。

ただし、SEOを意識するなら「タイトルに検索キーワードが入っているか」は重要です。議論が分かれるところですが、この記事が、どのキーワードで検索されるかを考えて、そのキーワードをタイトルに含めることはSEOに非常に役立ちます。

といっても難しく考える必要はありません。すでに「ステップ2:ブログのネタの候補を見つける」で2つまたは3つのキーワードを見つけるときに、検索が多いキーワードの組み合わせを見つけたはずです。

この記事の例では「コーヒー 飲み過ぎ」を見つけて、そのキーワードを元に文章をまとめました。ですから、「コーヒー 飲み過ぎ」という検索キーワードを含めて次のようなタイトルを付けることができます。

  • コーヒーの飲み過ぎでお悩みの方におすすめのカフェインレスコーヒー
  • 味も香りもそのまま!妊婦さんにもおすすめのカフェインレスコーヒー

目安として、長くても20文字から30文字くらいに収まるようにイメージしましょう。短すぎても長すぎても良くありません。

多くの場合、実際の記事のタイトルには「サイト名」が含まれることに注意してください。たとえば、「記事タイトル | サイト名」のようなフォーマットになっているのが典型的です。その場合、サイト名に含まれるキーワードとの兼ね合いに注意が必要です。何度も同じキーワードを含めるとSEOに悪影響が出る場合があります。個人的には同じキーワードは2回まではセーフだと思っていますが、これは定かではありません。

タイトルについては都市伝説的なSEOもありますが、ここでは省略します。興味がある方はWordPress個別サポートで記事の書き方やSEOの相談にお越しください。

まとめ

ここまで、ゼロの状態からブログ記事のネタを見つけて適当な文字数の記事にまとめるまでの方法を紹介しました。各ステップをもう一度まとめておきます。

  • ステップ1:好きな言葉を1つイメージする
  • ステップ2:その言葉からブログのネタの候補を見つける
  • ステップ3:キーワードを元に問題点や解決策を箇条書きする
  • ステップ4:箇条書きを「4つのブロック」に当てはめる
  • ステップ5:それぞれのブロックを文章にまとめる
  • ステップ6:SEOも意識しながら本文をレイアウトする
  • ステップ7:【重要】記事のタイトルを付ける

必ずしもキッチリと従う必要はありませんが、このステップを追っていけば比較的簡単に記事を書けるようになるでしょう。ただし、簡単だからといって記事を量産せずに、ジックリ練り込んだオリジナルの記事を1本ずつ仕上げていくことが重要です。

ユーザーに役立つ記事を1本ずつ作っていくことの積み重ねがSEOにもなり、成約の増加にもつながります。短期間では結果が出ないかもしれませんが、必ず良い結果が出ると信じて、1本ずつ仕上げていきましょう。

どうしても記事が書けない方は、WordPress個別サポートで一緒に記事を書く練習しましょう。

では、みなさんの健闘をお祈りします。早速、ステップ1から始めてみてください。

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