Accessでテーブル間のリレーションシップを作成するときにチェックできる「参照整合性」とは、データの矛盾を排除するための仕組みです。用途や意味がわからない段階では必須ではありません。

テーブル間の参照整合性

テーブル間の参照整合性

たとえば、会員(親)と、会員が受講するセミナーの受講履歴(子)のリレーションシップで考えると、「参照整合性」を設定しておけば、存在しない会員の受講履歴を入力することができず、整合性を保つことができます。

※参照整合性がなくてもデータベースを使うことはできます。

また、受講履歴が存在する状態で、会員を削除することもできません。

「参照整合性」と合わせて「レコードの連鎖削除」をチェックしておけば、会員の削除に合わせて受講履歴も削除することができます。

存在しない会員の受講履歴が残るという不自然な状態もなくなります。

ただし、会員が退会した瞬間にデータが消えてしまうのは困るというときは、参照整合性から話がそれますが、「会員区分」などというフィールドを用意して、入会時に「入会」、退会時に「退会」と区分を切り替える方法もあります。

これにより、退会の瞬間に会員データが消えるのではなく、会員区分が「退会」になって画面から見えなくなるだけにすることができます。

「参照整合性」をチェックしなくてもデータベースを使うことはできます。理解が深まっていない段階ではチェックをはずしておくのも1つの手です。

大掛かりなデータベースを作成して本格的にデータ管理に取り組む段階になれば、効率的なデータ管理のために「参照整合性」は必須になるでしょう。

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