WordPressのアップデートに失敗したとき前のバージョンに戻す方法

WordPress個別サポート

「WordPressをアップデートしたら画面が真っ白になった!」「画像をアップロードできなくなった」「PDFの埋め込みが機能しない」「デザインが崩れた!」など、WordPressのアップデート後にトラブルが発生したという報告が多いです。

もちろん、問題なくアップデートできた方も多いとは思いますが、、、

アップデート後にトラブルが発生したら元のバージョンに戻せば良い。

とはいえ、WordPressではアップデートはボタンクリックで簡単にできますが、バージョンを下げる「バージョンダウン」ボタンはありません。

FTPを使って手動でバージョンを下げる?ちょっと怖いですよね、サーバー内のフォルダを消したり、ファイルをアップロードしたり、、、間違えて消してはいけないファイルを消してしまいそうで、、、

そんなときはWP Downgrade | Specific Core Versionプラグインです。ボタンをクリックするだけで安全に指定バージョンへと戻す(バージョンダウン)ことができます。

以下、バージョンダウン手順を説明します。

WP Downgrade | Specific Core VersionによるWordPressのバージョンダウン

「プラグイン」‐「新規追加」メニューからWP Downgrade | Specific Core Versionプラグインをインストール、有効化します。

WP Downgradeプラグインのインストール
WP Downgradeプラグインのインストール

「設定」‐「WP Downgrade」メニューを開いて、戻したいバージョンを「WordPress Target Version」に指定し、変更を保存します。

戻りたいバージョンを指定
戻りたいバージョンを指定
ここで指定したバージョン「4.8.14」は一例です。実際には古すぎるので、同じバージョンを指定しないようにしてください。

「ダッシュボード」‐「更新」メニューを開き、目的のバージョンを確認して「再インストール」をクリックします。

バージョンダウンの実行
バージョンダウンの実行

バージョンダウンが始まります。

バージョンダウン開始
バージョンダウン開始

バージョンダウンが完了します。

バージョンダウンの完了
バージョンダウンの完了

最新版へのアップデート

最新版にアップデートするには、「設定」‐「WP Downgrade」メニューで「WordPress Target Version」を空白にして(薄く見えていますが)保存します。

ダウングレードバージョンを削除
ダウングレードバージョンを削除

「WP Downgrade: Inactive」と表示されていれば、「ダッシュボード」‐「更新」メニューから最新版にアップデートできるようになります。

アップデートできるようになる
アップデートできるようになる

「今すぐ更新」をクリックするとアップデートが始まります。

以上、安全にWordPressのバージョンを下げられるWP Downgrade | Specific Core Versionプラグインを紹介しました。緊急対応で必要になったときなど、ご活用ください。

WordPress本体ではなくプラグインのダウングレードにはWP Rollbackプラグインが便利です。

WordPressプラグイン