CSSでリンクの下線を消したり点線にする方法
リンクには下線が付くのが一般的ですが、リンクの下線を消したり、文字と下線の間に余白を入れたり、下線を点線にしたいこともあります。

ここでは、CSSを使って下線をいろいろと設定する方法を紹介します。
リンクの下線を消す
下線を消すにはCSSで「text-decoration: none;」を指定します。
/* リンクの下線を消す */
a {
text-decoration: none;
}
これで、リンクの下線が消えます。

マウスオーバー時のみ下線を消す
通常時は下線を表示しておき、マウスオーバー時のみ下線を消すには「:hover」に対して「text-decoration: none;」を指定します。
/* マウスオーバー時のみリンクの下線を消す */
a:hover {
text-decoration: none;
}
リンクにマウスオーバーしたときのみ、下線が消えます。

マウスオーバー時に下線を付ける
上記とは逆に通常のリンクに下線を付けず、マウスオーバー時に下線を付けるには、「:hover」に対して「text-decoration: underline;」を指定します。たとえば、次のようなCSSになります。
/* リンクの下線を消す */
a {
text-decoration: none;
}
/* マウスオーバー時にリンクの下線を付ける */
a:hover {
text-decoration: underline;
}
通常時は下線がありませんがマウスオーバーすると下線が付きます。

リンクの文字と下線に余白を入れる
リンクの文字と下線はピッタリ付いています。

文字と下線の間に余白を入れたい場合、通常の下線を消してリンクの枠線を設定し、リンクと枠線の間に余白を入れる方法があります。たとえば、次のようなCSSです。
/* リンクの文字と下線に余白を入れる */
a {
text-decoration: none;
padding-bottom: 1px;
border-bottom: solid 2px #060;
}
これで、リンクの文字と下線の間に余白が入ります。

上記のCSSの「padding-bottom」が文字の下余白のサイズです。また、「border-bottom」が下線のスタイル、太さ、色の設定です。自由に変更してみてください。
リンクの下線を点線に
上記のCSSのborder-bottomで指定した枠線のスタイル「solid」を「dotted」に変更すると、リンクの下線が点線になります。
/* リンクを点線に */
a {
text-decoration: none;
padding-bottom: 1px;
border-bottom: dotted 2px #060;
}
リンクの下線が点線になります。

まとめ
このように「text-decoration」や「border-bottom」などのCSSを使うと、リンクの下線を消したり、マウスオーバー時に付けたり、文字との間に余白を入れることができます。あとはアイデア次第です。いろいろと試してみてください。












