PHP入門にピッタリの本を書きました
PHPの学習、進んでいますか?
気合を入れて入門書を買ってみたがPHPの学習がなかなか進まない、プログラミングの本を読むのは難しい話ばかりで疲れるという方のために、『PHPプログラミングの教科書』という本を書きました。
『PHPプログラミングの教科書』の特徴
- プログラミング言語の知識がなくても読めるように難しい話は後に回しました。
- とにかく図が多いので楽しくスラスラと読み進められます。
- サンプルを動かせるだけでなく後で応用が利くようなプログラミングの考え方も身に付きます。
こんな方におすすめです
読んでいて眠くならない本で学習したい
文字ばかりで説明が続く本だとなかなか読む気力が続かない
画面の「送信」ボタンをクリックした後はどうなるのかなど素朴な疑問がたくさんある
『PHPプログラミングの教科書』の概要
章ごとの概要です。さらに詳しい内容は、本書のサポートサイト[php1st.com]をご覧ください。
Chapter1 学習の準備
まずは、PHPを学ぶと何ができるのかイメージをつかみます。すると、いつもブラウザでアクセスしているメールフォーム、アンケートフォーム、スケジュール帳、ゲストブック(掲示板)などの少し難しそうなホームページが作成できるようになることがわかるでしょう。
こうしたアプリケーションを作成するには、作成と実行に必要なソフトウェア一式を準備しておく必要があります。必要なソフトウェアをまとめてインストールできる便利なツールも使いながら準備を進め、はじめてのPHPスクリプト(入力は3行だけ)を作成することを目標に進みます。
Chapter2 基本構文
PHPスクリプトを作成、実行する準備ができたら、本格的にプログラミングの基礎を学んでいきます。といっても「義務的な勉強」というより、この命令を使うとどのように便利なのか、どのような課題を解決してくれるのかという「覚えると楽ができる命令」という視点から説明しています。
1つずつ習得しながら、「あんなプログラムも作れそうだ」「こんな仕組みを作ってみたい」など、自由にアイデアをふくらませていきましょう。いつの間にか、PHPの基礎が身に付いているはずです。
Chapter3 フォーム
PHPの基礎が身に付いて簡単なコードが書けるようになったら、「画面の切り替え」がテーマです。メールフォームやアンケートフォームなど、ボタンのクリックで画面を切り替えられるようになれば、少し難しいホームページも作成できるようになり、ほぼ目的を達成したと感じる方もいるはずです。
それには、「フォーム」の仕組みを学ぶ必要があります。特に、ボタンクリックによって最終的にメールが送信されるまでの仕組みをしっかりイメージしていただくため、この章ではいつも以上に図を多く使って説明しています。理解しにくい方は、本文中の図の矢印を追いかけながら、ゆっくり自分のものにしていきましょう。
この章で扱う題材はメールフォーム、アンケートフォーム、スケジュール帳です。3つだけですが、画面を扱うPHPスクリプトで必要になる典型的な処理をちりばめました。これらのPHPスクリプトにちりばめられた仕組みと考え方を1つずつ習得していけば、十分にフォームの基礎固めができるはずです。
Chapter4 データベース
簡単なPHPスクリプトが書けて画面の切り替えが理解できれば、あとは、画面の裏でデータベースと連携できればPHP入門の目的は達成できたと言って良いでしょう。ただし、その前に、データベースについて少し時間を取る必要があります。ここでの目標はPHPスクリプトで使うためのデータベースの作成です。
「データベース」というと、多くの方がExcelシートに入力する住所録などを思い浮かべるかもしれません。それでも間違いではありませんが、PHPスクリプトで使うデータベースでは、少しイメージを変える必要があります。
その点を説明するため初耳のキーワードが出てくるかもしれませんが、できるだけ理解しやすいように、たとえ話などを交えて説明していきます。ゴールに向けて着実に進めていきましょう。
Chapter5 データベースプログラミング
いよいよ、データベースを扱うPHPスクリプトについて学んでPHP入門のゴールです。漠然としていて不安に思うかもしれませんが、「PHP入門」でおさえるデータベース処理のパターンは3つしかありません。データの追加、変更、削除です(それぞれ新規作成、修正、消去のこと)。
難しそうなことはパターン化して単純化していくと、あっさり理解できることがあります。ゲストブックを例にメッセージの追加、変更、削除についてPHPスクリプトの組み立て方を見ていきます。
データベースを扱うPHPスクリプトを理解するには、ここまでに説明してきた基本構文やフォームに関する知識も不可欠です。最後の総仕上げとして、ここまでの内容をしっかり理解できたか確認する意味も込めて、じっくり取り組んでいきましょう。
本書を最後までクリアすると…
最後まで本書の内容をクリアできた方は、単に「ゲストブックのPHPスクリプトを動かすことができた」というだけではありません。典型的な処理の仕組みを理解できたということは、データベースを使ったさまざまなPHPスクリプトに応用するための土台固めができたと言っても良いでしょう。
本書で身に付けたPHPの基礎知識を元に、さらに大きな目標に向かって進んでいくことができるはずです。
著者が『PHPプログラミングの教科書』を使って直接教えます。独学に自信がない方にも。