WordPress個別サポート

ユーザーの権限を制限する場合、編集者、投稿者、寄稿者などの権限を使い分けたり、User Role Editorプラグインを使って個別の権限を設定できますが、さらに細かく権限を設定したいこともあります。

たとえば、次のように特定のユーザーに特定のページのみを編集させたい場合です。

  • Aさんはページ1、ページ2、ページ3のみ編集可能に
  • Bさんはページ4、ページ5、ページ6のみ編集可能に

このように細かく権限を付与したい場合は、Role Scoperプラグインが役立ちます。

Role Scoperプラグインの開発は終了に向かい、Press Permit Core
プラグインへの移行が推奨されていますが、ひとまず紹介しておきます。
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WordPressテーマ「LOTUS (TCD039)」

テスト用のページとユーザーの作成

事前準備として、編集担当の2ユーザーを登録しました。

個別ページの編集担当者を登録

個別ページの編集担当者を登録

権限グループは「購読者」にしておきます。

Aさん、Bさんが編集を担当するページ1からページ6も作成します。

固定ページを作成

固定ページを作成

ロールの作成

「プラグイン」‐「新規追加」メニューからRole Scoperプラグインをインストール、有効化して、「ユーザー」‐「Role Groups」メニューを開きます。

まずは、ページ1からページ3を編集するロール「123編集」(名前は自由で構いません)を作成します。そのため、「Create New Group」の「名前」(1)に作成するグループの名前「123編集」を入力します。

ページ1~ページ3を編集するロール「123編集」を作成

ページ1~ページ3を編集するロール「123編集」を作成

続いて「Search」(2)をクリックして一覧表示されるユーザーをダブルクリックしてロールに追加します。ここではAさんを追加しました。

最後に「Create」(3)をクリックします。これでロール「123編集」が作成されます。

ロール「123編集」が作成される

ロール「123編集」が作成される

同じようにして、ページ4からページ6を編集する「456編集」も作成しましょう。メンバーはBさんです。

ロール「456編集」も作成

ロール「456編集」も作成

ページ編集権限の付与

作成したロールで編集可能にする固定ページを設定するため、「Roles」‐「固定ページ」メニューを開きます。

「Roles」‐「固定ページ」へ

「Roles」‐「固定ページ」へ

開いた画面の使い方を説明します。

まずは、ロール「123編集」に権限を付与するため、「1. Select Assignment Mode」で「Assign for selected 固定ページ」が選択されていることを確認して、「2. Select Users or Groups to Modify」で、権限を付与するグループ(ここでは「123編集」)をチェックします。

動作モードと設定対象ロールの選択

動作モードと設定対象ロールの選択

続いて、編集権限を付与するため、画面を下にスクロールして、「ページ1」「ページ2」「ページ3」の「Page Editor」をチェックします。

編集可能にするページをチェック

編集可能にするページをチェック

「Page Contributor」を選択すると“ページ寄稿者”として機能しますが、寄稿者が編集できるのは「下書き」「レビュー待ち」のページのみです。公開はできません。また、寄稿者がページを新規追加するには、User Role Editorプラグインなどと連携して、寄稿者にedit_posts権限を付与するなどの工夫が必要です。

これで、ロール「123編集」は「ページ1」「ページ2」「ページ3」の編集が可能になります。つまり、ページ限定の編集者権限です。

設定完了後、画面を上にスクロールして「Update」ボタンをクリックします。

もう一度、画面を下にスクロールしていくと、ページ1、ページ2、ページ3の編集者として「123編集」ロールが追加されています。

ロール「123編集」が編集者として登録される

ロール「123編集」が編集者に登録される

同じようにロール「456編集」に対してページ4からページ6までの「Page Editor」をチェックして、編集者に追加します。

ロール「456編集」にページ4からページ6の編集権限を付与

ロール「456編集」にページ4からページ6の編集権限を付与

ロールやユーザーから権限を剥奪する場合は「1. Select Assignment Mode」で「Remove」を選択、対象ロールをチェックして、画面下で無効にしたい権限をチェック、最後に「Update」ボタンをクリックします。

権限を剥奪する場合

権限を剥奪する場合

ユーザーごとに異なる画面の確認

いったんログアウトして、Aさんのアカウントでログインしてみましょう。

Aさんとしてログイン

Aさんとしてログイン

固定ページの一覧表示を見るとページ1からページ3しか編集できないことがわかります。

ページ1からページ3しか編集できないAさんのダッシュボード

ページ1からページ3しか編集できないAさんのダッシュボード

もう一度ログアウトして、今度はBさんでログインしてみましょう。

Bさんとしてログイン

Bさんとしてログイン

ページ4からページ6だけが編集可能になっています。

ページ4からページ6までを編集可能なBさんのダッシュボード

ページ4からページ6までを編集可能なBさんのダッシュボード

AさんもBさんも、一般ユーザーと同じように各ページを見ることはできます。

すべてのページを見ることはできる

すべてのページを見ることはできる

不要なメニューを非表示にするにはAdminimizeプラグインが役立ちます。

まとめ

このように、Role Scoperプラグインを使うと、「特定の固定ページのみを編集させたい」など、ユーザーに対して細かく権限を設定することができます。

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